副業でWebライターをはじめたい!未経験でも仕事を獲得する方法

多くの副業があるなか、Webライターは副業に人気の職種です。その理由として、パソコンさえあればどこでも仕事ができ、初心者でも始めやすいことがあげられます。

Webライターになるために必要な資格もありません。ブログ形式や商品レビューから、専門的な知識が必要なるものなど、自分の得意なことや好きなことを活かせことができます。そのため、副業としての敷居も低くいWebライターは、副業を始めたい人にもおすすめといえるでしょう。

今回はライター副業歴5年の松浦さんに、未経験からの副業の始め方や効率よく稼ぐ方法など仕事の受けるときのポイントを伺いながら解説をしていきます。


アドバイザープロフィール
松浦(会社員)

Webライター副業歴5年
IT系企業に勤めながら副業で月5~10万円稼ぐ
得意ジャンルは旅行系


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Webライターとライティング内容

Webライターとは、そのままの通りWebサイトやメディアなどで記事を書く人を指します。ライティング内容も以下のようにさまざまあります。

  • PR記事
  • キャッチコピー
  • アフィリエイト
  • 広告記事
  • コラム
  • エッセイ
  • インタビュー など

雑誌などの紙媒体のライターとWebライターとでは、文章を書くという点で共通はしていますが、情報量の違いや集客を目的とした「SEO」の知識が必要になるなど、記事の書き方は異なります。

Webライターで副業を始める方法

副業でWebライターを始めるには大きく以下の4つの方法があります。

  • クラウド
  • 企業アルバイト
  • ブログやSNS運用
  • SNSの活用

詳しく解説していきましょう。

クラウドに登録

クラウドソーシングとは、さまざまな企業がインターネット上で業務を発注するアウトソーシングのひとつです。Webライター以外にもデザイナーやプログラミングなど不特定多数の業務があり、自分のスキルに合わせた案件も多く掲載されているので、初心者でもチャレンジしやすいでしょう

クラウドソーシングサイトは、クラウドワークスランサーズココナラなど数多くのサービスがあり、案件の種類もサイトで異なります。さまざまなサイトを見てみて自分のスキルや好みに合ったクラウドソーシングサイトに登録してみるとよいでしょう。

企業アルバイト募集に応募

アルバイトなどの業務委託でWebライターの募集を行っている企業に応募してみるのもおすすめです。求人サイトの他にも、企業のサイトや運営をしているメディアなどに求人の募集を掲載しているケースもあります。

テストライティングを設けている企業が多いので、自分が興味のあるメディアに求人が掲載されている場合は、しっかりと読み込んで記事の特徴を捉えているとよいでしょう。

ブログを書いたりSNS運用から始める

普段からブログやSNSで発信をしているという人は、専門性があるメディアからのスカウトも増えてきています。

自分が得意とするジャンルを深掘りして専門性を高めることで、スカウトされる確率も上がります。ブログがライターとしてポートフォリオの役割も果たし、ライティングのスキルアップも望めるので、ブログやSNSの運用はおすすめです。

SNSの活用

執筆のジャンルや仕事の期間もさまざまですが、Twitterでメディアの運営担当者や経営者がライターの募集を呟いているケースもあります。

「ライター募集」で検索をしてみたり、メディアや企業のアカウントや編集の仕事をしている人などをフォローするなどして、常にアンテナを張っておく方法もおすすめです。

単価は内容によってさまざま

執筆をするジャンルやスキルで単価は変わります。1文字◯円の場合や1記事いくらなど企業で異なり専門性が必要な特殊な記事は高単価が見込めるでしょう。

記事単価

1記事の単価は執筆する文字数や記事の種類で異なります。同じ3000文字の執筆でも、インタビュー記事では、現地に出向いたり文字起こしなどの工程も増えるため単価も変わります。

その人しか書けないような専門性の高いものや、キャッチコピーなども記事単価は高い傾向があります。その他にもSEOのスキルがあるWebライターなど、集客やPV数のアップが期待できると認められると、同じメディアの記事でも数千円〜数万円異なるケースもあります。

文字数単価

1文字◯円など、文字単価はライターのスキルで異なり、1文字2円〜10円の場合もあれば、0.5円〜1円、それ以下など相場にも幅があります。初めは安くても実績を作っていくごとに単価を上げてくれる企業もあるので、SEOライティングやマーケティングを学ぶなどスキルアップをしていきましょう。

執筆内容は簡単なものが多いのですが、中には1文字0.1円など低い単価の案件もあります。クラウドソーシングサイトの案件に多いですが、未経験の場合、Webライターとしての実績作りやスキルを知るため、何件が受注してみるのもよいでしょう。

案件の内容にもよりますが、0.4円以下は単価としては低すぎるので、仕事を受けるのは最低でも0.5円以上からなど自分の中で決めておくとよいでしょう。

未経験におすすめのクラウドソーシング比較

以下は未経験でも始めやすい、クラウドソーシングの比較です。自身にあった働き方をぜひ見つけてみてください。

 クラウドワークスランサーズココナラ
特徴

業界最大手。
未経験からプロ向けまで、
案件は多数あり。

業界大手。
案件数が多く種類も豊富。
未経験OKの案件も多数。
“スキル”を売ることができる。
受注側が価格を決める。
手数料受注者負担
5~20%
受注者負担
5~20%
発注者負担
10~25%
おすすめ度★★★★★★★★★★★★
使いやすさ★★★★★★★★★★★
サイトhttps://crowdworks.jp/https://www.lancers.jp/https://coconala.com/

クラウドワークス

業界最大手。案件数が豊富で使いやすく、副業が初めての方は登録必須といえるでしょう。
案件レベルも初心者からプロまで幅広くあるため、一度登録しておけば自分のレベルに応じてさまざまな案件を受けることができます。

クラウドワークスに登録する

https://crowdworks.jp/

ランサーズ

クラウドワークス同様、業界大手。未経験案件が多あるため、初めての方にもおすすめです。
ランサーズはカテゴリーが豊富なため、自分の書きたいジャンルが明確にある場合などは使い勝手がいいでしょう。

ランサーズに登録する

https://www.lancers.jp/

ココナラ

自分のスキルを売り買いできるサービスです。価格設定は自分で自由にできます。
ライティングだけでなく占いやカウンセリングなども売れるため、得意分野で稼ぐことができます。

ココナラに登録する

https://coconala.com/

実際に副業で月収どれくらい稼げるのか

月収1万円

Aさんの場合

  • 作業時間:平日2時間程度 月約10時間
  • 内容:商品紹介や病院紹介記事
  • 単価:【商品紹介】1件700円 【病院紹介】1件1000円
  • スキル:ライティング歴約半年程度
1件の単価が低いこともありとにかく数をこなしたそうです。低価格ですが、スキマ時間に作業できるものが多いので効率よくこなすことがポイントです。

月収5万円

Bさんの場合

  • 作業時間:平日4時間 / 土日3〜4時間程度 月約60時間
  • 内容:ギフト記事、構成作成、インフルエンサー紹介記事
  • 単価:【ギフト紹介記事】時給800円 【構成作成】1件500円【インフルエンサーの紹介記事】1記事800円
  • レベル:ライティング歴2年
クラウドソーシングサービスは手数料が引かれるため、他にも業務委託の仕事にも応募し、仕事の幅を広げたそうです。

月収10万円以上

Cさんの場合

  • 作業時間:平日2時間 / 土日5時間程度 月約80時間
  • 内容:旅行記事
  • 単価:6,000円
  • スキル:ライティング歴3年
知人の紹介で業務委託として仕事を請け負っていたそうです。高単価の案件を執筆できることから、案件数は少なくても稼ぐことができています。

副業の収入は人それぞれですが、本業とのバランスを見ながら無理のない範囲で目標を設定するとよいでしょう。
Webライターは単価が低いものもあるので、時給を上げるためのスキルを上げることが必要になります。
タイピングスキルの他にも、記事を執筆するために必要な情報をリサーチするスキルを上げるなども時間給を上げるポイントです。

単価を上げる方法

実績を上げていくことで、記事単価を上げることは可能です。そのためにはスキルアップや交渉のタイミングなどを見極める必要があります。

交渉術

単価の交渉は仕事を初めてすぐには難しいでしょう。ある程度の期間働き実績を積んだタイミングで、単価アップの相談をしてみると成功しやすいです。

自分から交渉しなくてもある程度の実績が認められれば、担当者から単価アップの連絡をくれる企業もあります。特にスカウトされて仕事をする場合、単価が低いときはこれまでの実績や、現在受けている他の案件との文字単価を提示し「1文字〇円からではいかがでしょうか」と最初に単価アップの相談をするのもありです。

単価交渉をする際は、謙虚な姿勢でお願いするのがマナーです。相手を気遣う謙虚な姿勢で相談するくらいの気持ちで入りましょう。また、なぜ単価を上げて欲しいのか、相手が納得できる理由を明確に伝えていくと成功しやすいでしょう。

スキルアップ

未経験から始めた場合、スキルはそれなりでも、実績が浅い人は目に見える交渉材料がないので、交渉しづらいと言えます。まずは低い単価でも実績を作ために案件を受けてみる方をおすすめします。また、取引先と信頼関係を築いてから、将来的な単価のアップの可能性があるかどうかを相談してみましょう。

 

そのためには今の実力よりもさらにスキルアップしておく必要があります。ライティング以外にもSEOスキルやマーケティングスキルなど、プラスのスキルを身につけるものおすすめです。「自分が書いた記事が、検索結果で上位表示をしている」「月に◯本は必ず納品できる」など、クライアントにってメリットがあると認めてもらうことが単価アップをする近道になります

副業実体験

以下からは実際にWebライターの副業をする、会社員のリサさんに話を聞きました。

リサさん(会社員)

どうやって仕事を始めましたか?

最初にクラウドソーシングサイトに登録しました。私が選んだのは「クラウドワークス」でした。当時は完全な初心者だったため、自分が使用したことある商品のレビューや、アンケートなど低単価の「タスク」と呼ばれる案件をこなしていきました。ある程度の仕事をした実績を認められれば、スカウトやお仕事の相談などが直接来るようになりました。 その後、転職をし本業でもライティングをしていきスキルアップを目指していきました。ライティングスキルの他にもSEOや構成作成の知識なども身につけることで、クラウドワークスでの仕事もやりやすかったです。 クラウドソーシング以外にも直接企業と契約をすることで、高単価の案件の仕事をする機会も増えていきました。

副業の月収や単価はどれくらいでしたか?

2万のときもあれば多いときで10万の月もありました。単価も1記事800円のものもあれば、5000円〜10000円くらいの高単価の案件などバラバラです。 本業が忙しく作業ができないときや案件の期間などにもよりますが、800円の案件でも量をこなし、時間給を上げるなどすれば問題はないので案件が決まれば「今月は30000円稼ぐ」など、目標を立ててスケジュールを考えています。

月何本くらい書いていましたか?

平日は本業終わってから、2時間〜5時間程度、土日は予定がなければ8時間など、案件の納期に合わせて副業をしていました。急な予定が入ることも多いのできっちりした時間は、決めていないことがほとんどです。 案件の量にもよりますが「月に◯本納品」など本数が予めわかっている場合は「1週間◯本執筆」と納品本数だけを決めて、期限は守ることを最優先にして仕事を進めるようにします。

その後単価は上がりましたか?

締め切りが迫っている急な依頼などの場合、同じ執筆内容でも通常より数千円アップ、または通常より文字数が少なくてもよいなどの条件で依頼が来ることはありました。 仕事を依頼する編集者との信頼関係ができていると最初から好条件の案件であったり、単価の交渉もしていただけることもあるので、こちらからの単価アップは望まず、いただける仕事を頑張り、スキルアップをしていくことを目標にしています。

副業を始めたいけどちょっと不安なあなたに

未経験OKって信用できる?

案件の中には「未経験OK」というものがあります。このような案件は専門的な知識は必要なく、ブログ感覚でかける記事やレビュー記事など、「質より量」を求められているものが多い傾向があります

なかなかライターが集まらないというケースでも未経験を募る場合もありますが、スキルが高い人が集まれば、落とされてしまう、または途中で契約を打ち切られてしまうなどの確率は高いでしょう。

編集担当者はある程度の修正などは想定していますが、あまりにも工数が多い、またはフィードバックしても改善してくれないなどスキル不足とみなされてしまいます。ですので、未経験OKは「Webライターとしての実績はないが、ある程度のライティングスキル持っている人」と考え、スキルを磨いておくのがよいでしょう。

仕事を選ぶときのポイント

仕事を選ぶポイントはそれぞれです。

  • 好きなテーマ
  • 興味のあるテーマ
  • 自分が趣味でやっていること
  • これまで仕事で携わってきた業界について
  • 愛用している製品や商品について
  • 高単価な案件など

まずは最後まで自分で執筆することができるかどうかが大切なので、得意なジャンルからはじめてみるほうがよいでしょう。

案件を確認するときのポイント

案件を確認する場合、以下のポイントがあります。

  • 単価
  • 納期期限
  • 最低文字数
  • 構成の有無
  • 継続期間 など

まずは自分が納期内に書ける内容であるかどうかは、信用問題になるので重要なポイントになります。また、構成にそって執筆をしていくのか、構成作成から行うのかも案件を探す際のポイントです。構成作成は記事の質を左右する要なので、未経験者の場合は時間がかかることもあるので、慣れるまでは「構成あり」の案件で執筆する方がよいでしょう。

その他確認しておいた方がいいポイント

  • テストライティングの有無
  • 研修期間を設けているか
  • 他のライターの評価や口コミ など

案件の中にはライターのスキルをチェックするためにテストライティングや研修期間を設けているのもがあります。テストライティングにもきちんと報酬を払う場合もありますが、執筆量の割には低単価の案件や無料にものもあります。

また、文字単価1円と提示している案件でも、「100記事までは0.5円」などの条件をつけている案件もあるので、詳細まで確認しておくことが大切です。

中にはテストライティングを提出しても合否連絡もなく、再度連絡しても音信不通になる案件もあるので、どこが運営しているメディアなのか、クラウドソーシングであればトラブルの保証もしっかりしているサービスサイトを選ぶなども、気持ちよく仕事をする上で大切なポイントになるでしょう。

副業をする際の注意点

副業を始める際には注意点があります。

副業OKな会社かどうか

本業で働いている会社が副業OKな会社かどうかは、はじめる前に確認をしておいた方がよいでしょう。副業を禁止する会社にはきちんとした理由があります。

  • 本業に支障をきたす
  • 情報漏洩のリスク
  • トラブル回避 など

副業の内容によっては会社に相談することでOKがでることもありますが、公務員などは許されない場合がほとんどです。

まずは、上司に相談してみるのもよいでしょう。

確定申告について

本業の収入とは別のところで、年間20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。会社に副業がNGの場合、副業をしていることがバレる確率が高まるのは、住民税の納税額が増えることです。

確定申告の際は住民税の納付を「普通徴収」にしておくと会社の方に住民税が加算されることはありません。

まずは案件を探してみよう

副業でWebライターをはじめるためのポイントや案件の探し方などについてご紹介しました。SNSなどで文章を書いて伝える書いて伝える人たちも増えてきているため、Webライターは誰でも始めやすい副業といえます。

Webライターは書けば書くほどコツを掴んで、スキルアップしていくものなので、まずは、ブログを書いてみながら文章に慣れてみたり、クラウドソーシングサイトへの登録をし、案件情報をリサーチしてみたりするなど行動に移してみましょう。

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